掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年1月27日水曜日

ベートーヴェン交響曲第七番 レナード・バーンスタイン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

レコードデーター

ベートーヴェン
交響曲第七番 イ長調 作品92
ドイツ・グラムフォン 28MG0024 (2531 313)
レナード・バーンスタイン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1978年10月31日-11月2日 ライブ録音
ウィーン・ムジークフェラインザール

前回のカルロス・クライバーの章で交響曲第七番が好きだ、と言った都合上聴かない訳には行きません。
ウル覚えで確かジェームズ・ロッホラン指揮ハレ管弦楽団でベートーヴェンの交響曲第七番のレコードを持ってたと思いましたが出て来ません。
代わりに出て来たのがこれです、レナード・バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン交響曲第七番です。
これって、今言ったロッホランよりもずっと格上と言う感じです、こんなの持っていたのかと今更感心致しました。

さっそく聴いてみました、先ずバーンスタインと言えばニューヨーク・フィルそしてバーンスタインと言えばウエストサイド・ストーリーです。
思いっ切りアメリカンな雰囲気です、それがウィーン・フィルとベートーヴェン!?と言う感じがしますが、これが割りとしっくり行っています。
考えたら(考えなくても)当たり前ですが、あのウィーン・フィルがベートーヴェンの交響曲を演奏するのです、指揮台にイタリア人指揮者が立ってもロシア人指揮者が立っても、マエストロと呼ばれる程の指揮者なら、出てくる音楽はウィーン風でなければ成りません。
全体的にどんなん、と言いますと一言で言えば「元気の出る交響曲です」、概ねベートーベンの交響曲は偶数番が優美、奇数番が雄大だそうですが第七番はこれに加えて超リズミカルです、これが元気が出る理由かと思います。
バーンスタイン自身元気のある指揮者と言う印象ですから、良くマッチしてると言う事だと思いました。
曲のことを書けば第二楽章がお気に入りです、元気の合間に少々重い感じのテーマを積み重ねていく雰囲気が好きです。

ドイツ・グラムフォンと言えば黄色いラベルのレコードでお馴染みです。
その勢いはクラッシクレコード界で揺るぎのない者だと言う雰囲気です。
なんと言っても大御所と言われる様な巨匠指揮者をくまなく網羅して、レコード評論家や演奏批評家が好んで使う「円熟の極み」「最高の熟達」「完璧の余韻」と言うセンテンスに相応しいオーケストラやソリストで録音するんですから間違いありません。
少々難ありでも腕力で押し切るパワーを持っている、と言うのがその印象です。
このレコードもライブ録音ですが、先のクライバーの四番と違って咳きや拍手はカットされています、編集のグラムフォンの面目躍如と言う風情です。

ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番(紙ジャケット仕様)

この写真と同じジャケットです(レコードは七番のみ)。

0 件のコメント:

コメントを投稿