掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年1月21日木曜日

サン=サーンス交響曲第三番 ユージン・オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団

レコードデーター

サン=サーンス
交響曲第三番 ハ短調 作品78 「オルガン」
TELARC 20PC-2008 (DG-10051)
ユージン・オーマンディ 指揮
フィラデルフィア管弦楽団
マイケル・マレイ オルガン
1980年2月6日録音
聖フランシス教会

このレコードを選んだのは、年代は少しズレますが、先の 「セル・クリーブランド VS オーマンディ・フィラデルフィア」 アメリカ個性派人気オーケストラ対決と言う感じで考えたからです。
クリーブランド管弦楽団はセルによって質実剛健風に鍛えられましたが、フィラデルフィア管弦楽団はオーマンディによって、キンキラキンの鮮やかな色彩の音をだすゴージャスなオーケストラに育て上げられたと言う印象を持っていました。
曲の方も、フランスの華麗な交響曲でしかもオルガンまで入っています。

頭の中で講釈垂れてても仕方ないのでさっそく針を下ろしました、と言っても最近のはStartボタンを押すだけですが。
聴いて気づいたのですが、オーマンディもオーケストラを情緒豊かに歌わす、と言う感じでは無くて結構手厳しく曲を進めて行ってる感じです。
結局、オーケストラの音色がクリーブランドよりも華麗で鮮やかな所が違いかと感じた次第です。
曲の方は交響曲とは言いながら、オーソドックスなソナタ形式から始まる4楽章形式ではなく、二部構成循環形式と言う雰囲気で、もう一つ好きな感じではありません。
ちょっと映画音楽の様に感じたりもしました。

さて、TELARC (テラーク)と言うレーベルですが、出た当時は画期的な手法でデジタル録音を行う革新的なレーベルと言われていたのを覚えています。
記憶では3本のマイクだけで録音とか言っていた様な気がします。
普通は何本もマイクを立ててマルチ録音を行って編集技師が巧みにミキシングして確定版を仕上げていくと言うことだと思いますが、そこをマイク3本だけで当時出始めのデジタル録音で収録、って話しだった様に記憶しています。
さすがに録音年が新しい分、先のクリーブランドのブラームスよりもダイナミックレンジも広くて良い様に感じました。

サン=サーンス交響曲第三番 ユージン・オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団

ちょっとジャケットのデザインが異なりますが、ほぼこれだと思います。

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