掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年1月24日日曜日

ベートーヴェン交響曲第四番 カルロス・クライバー バイエルン国立管弦楽団

レコードデーター

ベートーヴェン
交響曲第四番 変ロ長調 作品60
ORFEO 25PC-10040 (S100841B)
カルロス・クライバー 指揮
バイエルン国立管弦楽団
1982年5月3日 ライブ録音
ミュンヘン国立劇場 

米国のオケが続いたので、やっぱり本場欧州のオケを聴きたいと思いました。
そこで、手に取ったのこのレコードです。このレコードが出た時の記憶では「奇跡の四番」とか何とか言って大変喧伝された様に記憶しています。
そもそも、このレコードは最も偉大なマエストロの一人、カール・ベームの追悼演奏会のライブ録音です。
タクトを振ってるカルロス・クライバー自身も大変高名な指揮者ですが、録音嫌いが定評でレコードが大変に少ないです。
その上演奏会も気むずかし家で、気に入らん事があれば、直前キャンセルとかもあったらしいです。
ウィーン・フィルとも揉め事を起こしてしばらく疎遠だった様ですが、その後仲直りしたのかニューイヤーコンサートでタクトを振っています。

さて、改めて聴き直した第四番ですが、マイナーではありますが均整のとれた素晴らしい交響曲だと思いました。
形式的にも良く整っている上に、第二楽章のアダージョは感情に流されず抑制的で、第三楽章のスケルツォでの力強さを強調している様に感じます。
演奏に関して「奇跡の四番」と喧伝するほどか。と若干の疑問もありますが名演奏の一つである事は間違いないと思います。
ベートーヴェンの交響曲と言えば、第五番運命と第九番合唱が両横綱、第三番英雄と第六番田園が両大関と言ったところでしょうが、この第四番も一押しかと思いました。
が、しかし、私が一番好きなのは第七番です。
この録音ですがライブ録音です、楽章間の観客の咳きや最後の拍手なども収録されています。

ORFEO (オルフェオ)には、青ラベルと赤ラベルが在って、このレコードの様に赤枠のジャケットはライブ録音の様です、青枠はレコード用の録音の様です。
ドイツのバイエルン州はバイエルン大公国の流れをくんで音楽文化の盛んな所です、その州都ミュンヘンのレーベルの様でレコードもミュンヘンの音楽家のレコードが多い感じです。

ベートーヴェン:交響曲第4番 カルロス・クライバー(CD)

輸入品のCDで入手可能の様ですね

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