掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年4月8日金曜日

リムスキー=コルサコフ 交響組曲 シェエラザード カラヤン ベルリン・フィル

レコードデーター

ニコライ・リムスキー=コルサコフ
交響組曲 シェエラザード 作品35
ドイツ・グラムフォン 20MG0345 (2543 056)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミシェル・シュヴァルベ バイオリン
ベルリン イエス・キリスト教会 1967年1月26日-31日

なんと、カラヤンもベルリン・フィルも初登場です。
その昔、なんとなく派閥があって、カール・ベーム VS ヘルベルト・フォン・カラヤン とか、ウィーン・フィル VS ベルリン・フィル とか。
又は、ベーム+ウィーン・フィル VS カラヤン+ベルリン・フィルとか。
その分類でいくと、私はなんとなく、ベーム+ウィーン・フィル派だった様に覚えています。
今回もカラヤンが後回しになったのは無意識に過去の記憶が作用してたのかもしれません。
リムスキー=コルサコフですがロシアの作曲家で国民楽派と言う分類に入っています。
国民楽派とは一般に、ロマン派の作曲家で民族主義的な音楽を書く作曲家の事です。

聴いてみました、さすがカラヤンとベルリン・フィルです、一部の隙もありません、完璧な演奏です。
海原を波をかき分け進んで行く大型帆船が、目に浮かんでくるようです。
交響曲とは違い情景音楽ですから、こうでないといけません、カラヤンとベルリン・フィルの面目躍如と言った演奏です。
千一夜物語ですから物語も1001章あるはずですが、数え方にもよりますが実際は282夜分40話とかだそうです。
曲になっているのは4話でシンドバッド、カランダール王子、若い王子と王女、バグダットの祭りです。
どの楽章も、シェエラザードのテーマが現れて曲全体を印象づけます、40分ほどの曲ですがあっという間に終わって飽きさせません、演奏も素晴らしいせいでしょう。

録音は、ドイツ・グラムフォンです、1967年と古い録音ですが大変良く録れている様に思います。
録音場所が、ベルリン イエス・キリスト教会です、ドイツ・グラムフォン+カラヤン+ベルリン・フィルの組み合わせで、大変多くの名演の録音が残されています。
便利な時代です、どんなところかGoogle MAPで見てみました。
https://goo.gl/maps/TTna5h9b6wp
周囲の環境も含めて、大変美しい所です。

このCDとは違う録音だと思います。

R.コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」/ボロディン:だったん人の踊り