掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年3月17日木曜日

バッハ 管弦楽組曲(全曲) ニコラウス・アーノンクール ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

レコードデーター

J.S.バッハ
管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066
管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
管弦楽組曲 第4番 ニ長調 BWV1069
キングレコード K15C-9050/1 TELEFUNKEN 6.35046
ニコラウス・アーノンクール 指揮
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

レコードの聴き直しを始めて早2ヶ月、振り返ってみると、管弦楽曲の分類をまだ1回しか聴き書いていませんでした。
何か無いかと探せばこれが出て来ました、バッハの管弦楽組曲全集、全集と言っても4曲ですがバロック期の代表作です。
奇しくも指揮者のニコラウス・アーノンクール氏の訃報に接したばかりです、彼は2016年3月5日に亡くなりました(86歳)。
アーノンクールはチェロ奏者でしたが、古楽器演奏団体ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを立ち上げて、古楽器による演奏のパイオニアとして有名になりました。
このウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやコレギウム・アウレウム合奏団とかが草分け的存在だとおもいますが、それ以後次々と古楽器のオーケストラが設立されたのを思い出します。
どれも、呼び難い名前で困った様な記憶があります。

さて、久しぶりに聴いてみました、まさに古楽器の鄙びた音色です、最近はこれが常識ですが当時は聴く人は驚いた事だろう、と思います。
管弦楽組曲と言う名前ですが、舞曲集と言って良いと思います、そして各曲とも一曲目はフランス風序曲です。
このフランス風序曲が大変印象的です、引きずる様な付点リズムの長~い音符の重壮な緩徐部、フーガー様の複雑で急速な展開部、そして付点リズムの緩徐部という三部構成です。
このフランス風序曲の後に6曲ないしは4曲の舞曲が続く形式です。
私の好きな順番ですが。
管弦楽組曲 第三番
管弦楽組曲 第二番
管弦楽組曲 第四番
管弦楽組曲 第一番
と言う順番です、好きな順番ですから理屈はありません。
第三番の2曲目を編曲したのが、しばしば聴くG線上のアリアです、元はエアで舞曲では無さそうです、エアと言ってますがアリアと同じで英語かイタリア語かの違いだと思います。

キングレコードですが元の録音はTELEFUNKENです。
テレフンケンと言えばドイツの最先端の電子機器メーカーだった、と言うイメージですが、そこの関連でしょうか?
結局、このテレフンケンが発展的にデッカ・レコードになった??と言う事の様ですが詳しくは知りません。

バッハ:管弦楽組曲(全曲)

ジャケットが違いますが多分このCDだと思います。

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