掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年6月6日月曜日

ハイドン 交響曲 第91番 第92番 カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

レコードデーター

ヨーゼフ・ハイドン
交響曲変ホ長調 第91番 Hob.I:91
交響曲ト長調 第92番 Hob.I:92 オックスフォード
ドイツ・グラムフォン MG2484 (2530 524)
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・ムジークフェライン大ホール 1973年9月22日 1974年4月22・23日録音

交響曲の父ハイドンの初登場です。
どれだけ凄いかと言いますと、77年程の生涯に、108曲もの交響曲を作曲しました。
数だけではなくて、そもそも交響曲と言う分野を発明?したのもハイドンです。
普通交響曲と言えば、標準的な構成が。
第一楽章・ソナタ形式 第二楽章・緩徐楽章 第三楽章・メヌエット 第四楽章・ロンド(ソナタ形式もあり)
で構成されるオーケストラ作品です。
貴族のための娯楽供用音楽から、作曲家や演奏家の芸術的精神の発露へと発展したものだと思います。

さっそく聴いてみました。
演奏自体は、完璧です。
ベーム、ウィーン・フィルで完璧でない訳がありません。
何しろ、曲自体が単純明快簡単明瞭です、世界一級のオーケーストラが完璧に演奏出来て当たり前です。
それだから、かえって難しいです、ここに指揮者の力量が問われます。
カール・ベーム得意の、素朴で洗練された表現が味わえるレコードです。
曲自体は92番の方が出来が良い様に感じます、91番は余りに単純明快簡単明瞭過ぎる様に感じました。

Hob.I:91 とか Hob.I:92 は、ホーボーケン番号です。
ホーボーケン番号はオランダの音楽学者アントニー・ヴァン・ホーボーケンさんがハイドンの作品目録を公刊した時に付けた作品番号です。
時系列ではなくて種別で分類されています。
例えば、Hob.I:91 のI は交響曲を表しています 91番目の交響曲 と言う意味の様です。
XXII はミサ曲とかに成っている様です。
判りやすくて良いと言えば良いです。


「CD版」ハイドン:交響曲第91番&第92番&協奏交響曲