掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)
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2016年3月10日木曜日

モーツアルト ホルン協奏曲集 カール・ベーム ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

レコードデーター

モーツアルト
ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412
ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447
ドイツ・グラムフォン 28MG0001 (2531 274)
カール・ベーム 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・へグナー ホルン
YAMAHA YHR-801 ホルン
ウィーン・ムジークフェラインザール 1978年-1979年

作曲がモーツアルト、指揮がカール・ベーム、ホルンがギュンター・へグナー、オーケストラがウィーン・フィル、史上最強のホルン協奏曲です、これ以上の布陣はあり得ません。
が、しかし、このレコードの隠れたスターは、YAMAHA YHR-801です。
それって何?と言う事だと思いますが、ジャケットの写真を御覧下さい、ホルンに燦然と輝くYAMAHAの文字、そうです、このホルン協奏曲には、YAMAHA御謹製のホルンが使われているのです、当時は大騒ぎでした。
ウィーン・フィルは音色を一定水準に保つため楽団備え付けの伝統的楽器を使っているそうです。
その中で特に難しいのがホルンです、ダブルピストン・バルブとかと言う古式で、演奏が難しい上に、ヨーロッパでも製造の伝統技法が上手く伝承されてなかった様で、YAMAHAに発注が来た様です。
当時新聞とかでも良く報道されていたのを覚えています、大阪万博のちょっと後位の時期だったと思います。
昨今と違って、日本の華やかかりし成長期のお話です。

ホルンのお話はその程度で、さっそく聴いてみました、さすがベームとウィーンフィルです、録音も良く芳醇なウィーンの響きを聴かせてくれます、ベームの棒も晩年ほども枯れてなくて、優雅なだけでなく覇気すら感じられます。
モーツァルトはホルン類が好きなのか、ポストホルン・セレナードやポストホルン交響曲なども作曲しています、しかし、協奏曲ではこのホルン協奏曲4曲が素晴らしいです。
YAMAHAのホルンもウィーン・フィルにしっかりとけ込んでいます(生まれも育ちもウィーンのホルン名人、へグナーが吹いてるから当然)
一番だけニ長調ですが、この4曲はモーツアルトの仲間でホルンの名人だったロイトゲープのために作曲されたと言われています、結構仲が良かった様子で、楽譜にロイドゲープをからかう様な落書きもある様です。

レーベルは、黄色が印象に残る、ドイツ・グラムフォンです、クラッシク音楽の王道を行く安心できる録音です。
録音ホールは、あの有名なウィーン・ムジークフェラインザールです、日本語ではウィーン楽友協会大ホールとか言います。
ウィーン・フィルの本拠地であのニューイヤー・コンサートの黄金ホールの事です。
ちなみに、ウィーン・フィルはウィーン国立歌劇場管弦楽団からの選抜メンバーで構成されています。

モーツァルト:ホルン協奏曲(全4曲)



2016年2月12日金曜日

モーツァルト ピアノ協奏曲第26番 ジャンフランコ・リヴォリ アムステルダム.フィルハーモニー リリー・クラウス

レコードデーター

モーツァルト
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 KV537 「戴冠式」
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 KV459
Columbia 日本コロンビア OC-7269-PK
ジャンフランコ・リヴォリ 指揮
アムステルダム・フィルハーモニー協会管弦楽団
リリー・クラウス ピアノ

これぞ正にウィーン古典派のピアノ協奏曲と、私が勝手に決めつけているのがこのモーツァルト「戴冠式」です。
有名な映画「 アマデウス」の世界がそのまま音楽に成った感じです。
そして、ピアノがなんとリリー・クラウスです、私の感覚では歴史時代のピアノの巨匠です。
第二次世界大戦中、ジャワ島を演奏旅行中に日本軍の捕虜になったと言う逸話の持ち主です、捕虜という点に関しては、軟禁とか保護とか色々言われていますが、戦後何度か来日公演してる様なので、そんなに酷い扱いでは無かったのかな、と思ったりしますが真相は良く知りません。

さて、聴いてみましたがビックリです、オーケストラが大変マズイです、第一楽章はアレグロですから早くて良いのですが、タダ早いだけで足並みが揃いません、何かバラバラと急いでいる感じです、結局最後まで良い所は少なかった感じです。
それに比してピアノは素晴らしい、さすがモーツアルト弾きです、すっかり手に馴染んでいます。
オケはどこやねん!って見たら、アムステルダム・フィルハーモニー協会管弦楽団ってなっています、そんなの聞いた事無いです、多分録音用に臨時に編成されたオーケストラでは?と思ったりします。
何で、アムステルダム・コンセルトヘボウとかを使わんのや、ってツッコミを入れたく成ります。
第19番 ヘ長調 KV459の方も戴冠式です、こちらは「小戴冠式」とあだ名されています、どういう経緯かとかは、色々本に出ているのでここでは書きません。
19番も華やかな協奏曲ですが、調性がヘ長調なので、ニ長調には負ける感じです。

レーベルはコロンビアレコード(日本コロンビア)ここはややこしくて、よく判りません、アメリカのコロンビアはCBSの子会社(と言う事はソニー系?)で、日本コロンビアはそのアメリカのコロンビアとは提携してるが別の資本だと思います。
まぁ、私の印象ではそれ程クラッシク音楽に強く無い、と言う感じです。
コロンビアは本当にややこしいです。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」/同第19番
↑これがそうだと思います。


↑これは別の録音だと思います。

2016年2月6日土曜日

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第五番 フリードリヒ・グルダ ホルスト・シュタイン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

レコードデーター

ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第五番 変ホ長調 「皇帝」
LONDON L16C-1611
ホルスト・シュタイン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フリードリヒ・グルダ ピアノ

交響曲、声楽曲と聴いたので次は協奏曲です、何か無いかと思っていたら手に触れたのがこの一枚です。
ドエライのに触れてしまいました、ベートーヴェンの皇帝です、しかもピアノがフリードリヒ・グルダ。
演奏がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮はホルスト・シュタインです。
フリードリヒ・グルダと聞くだけでビクビクものです、グルダと言えば謂わいる奇人変人と言うイメージです、もういきなりジャズのベートーヴェンかと恐れます。
一方指揮者のホルスト・シュタインは筋金入りのオペラ指揮者で音楽の隅から隅まで知り尽くし、又、国立歌劇場総監督として客の入り収支の心配、空調や水道の設備の報告まで聞く達人です。
シュタインさん余りに達人過ぎて、職人芸だとか悪口を言う人もいましたが、巨体に似合わずキビキビした歯切れのよい指揮ぶりで、指揮棒で音楽の解説してる様な感じで観客も安心して聴ける指揮者です。
N響にもしばしば客演していて、日本でも大変有名です、来日インタビューでこんな事言ってたのを思い出しました、「我々は2時間ドライブして海岸で夕日を眺めると言うチョイスに勝てるだけの演奏をしなければならない」こんな感じの言葉だったと思います、さすが国立歌劇場総監督経験者は言う事が違います、大変感心致しました。
日本といえば、グルダの二番目?の奥さんは日本人だったと記憶しています。

さっそく聴いてみました。
第一楽章の初っ端からいきなりピアノのカデンツァです、「皇帝」と言う名に相応しい豪快な始まり方です。
ちなみに「皇帝」と言う曲名は後から勝手に付いた名前でベートーヴェンの知った事ではありません。
グルダは奇を衒わずそのまま極自然に演奏している様子です、何かアクシデントを期待して聴くなら、明らかに期待はずれです。
しかし、私には良い意味で期待はずれで、ウィーン古典派全盛期最後の協奏曲とはこれだと言わんばかりです。
当然の事ながら、達人のホルスト・シュタイン指揮のウィーン・フィルの伴奏です、完璧で無いはずはありません。
グルダの持つクラッシクからジャズまで熟せる技量が演奏に十分反映された名演だと感じました。

LONDON ロンドンレーベルもドイツ・グラムフォンと並ぶクラッシク音楽のメジャーレーベルだと言うのが私の印象です。
英国 デッカーレコードがそれですが、商標権の問題とか有ってロンドンレコードを使っている様な話を随分前にラジオか何かで聞いた記憶があります。
色々買収やら吸収やらあって今はポリドールの傘下になってるらしいです。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、テンペスト

CDで出てる様です、ジャケットが異なりますがこれでしょうか。