掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年2月19日金曜日

R.シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき ズービン・メータ ニューヨーク・フィルハーモニー

レコードデーター

リヒャルト・シュトラウス
交響詩 ツァラトゥストラはかく語りき 作品30
CBS SONY 20AC 1589
ズービン・メータ 指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
1980年1月12日 録音
エイヴァリー・フィッシャー・ホール  ニューヨーク

バロックや古典派ばっかり続いたので、もう少し新しい時代のも聴きたいと思ってジャケットをパラパラめくってると、目についたのがこの『目』のジャケットです。
これは見覚えがあります、出た当時、画期的な素晴らしい録音、デジタル録音の特性を完璧に・・・・どうたらこうたらと言って持てはやされたレコードです。
リヒャルト・シュトラウスの「交響詩ツァラトゥストラはかく語りき」です。
これは映画「2001年宇宙の旅」の主題音楽で有名です。
当時、「羊羹みた?」とか言うのが流行りました(自分の周囲だけか?)あの謎の立方体が羊羹みたいだと言うわけです。
ズービン・メータはインド人で若手実力派指揮者No.1と言う印象でした、が今や大巨匠でウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでも常連の名指揮者です。
この録音の前にロサンジェルス・フィルハーモニック時代に一度これを録音していますが、ニューヨークに移って又録音してるので本人も気に入っている曲では、と想像しています。

さっそく針を下ろしてみました、冒頭のオルガンの低音!レコードとCDの比較とか色々うるさい話が流行りましたが、どっちにしろ16Hzとかが再生出来るはずがありません、まして我が家のボロセットではあり得ません、そう言う話は抜きにしてやっぱり結構良く録れてるレコードの様に感じました。
リヒャルト・シュトラウスの曲はどれでもですが、私はワルツがお気に入りです。
ワルツと言えばヨハン・シュトラウスですがリヒャルト・シュトラウスのワルツの方がセンス良く大好きです。
しかし、ズービン・メータはこのワルツを良く歌わせている、と言う雰囲気ではありません、なんかちょっと物足りない感じが残りました。

レーベルはCBS SONYです、CBS SONY と言えばあまりクラッシク音楽のイメージが無いですが結構たくさん出しています、SONYがついてる通りデジタル録音も黎明期から取り入れていた様に思います。
この録音が1980年で、CDが出始めたのが1982年と言うことですから、レコードの終焉期の録音だと思います。

R.シュトラウス : ツァラトゥストラはかく語りき / ムソルグスキー : 展覧会の絵他 CD版

CDでもちゃんと出てる様です。

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