掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年5月6日金曜日

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第12番 第16番 ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団

レコードデーター

ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127
弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調  作品135
東芝EMI EAC-90118
ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団
スイス連邦 セオン 1981年 12月18-21日 録音

あれ?と思います。
レコードジャケットには、ちゃんとウィーン・アルバン・ベルク四重奏団と記載されていますが、本当はアルバン・ベルク四重奏団が正しい様です。
どうして、ウィーンがくっついているのでしょうか。
アルバン・ベルク四重奏団では、レコードが売れないと思って、東芝EMIがもっともらしく、ウィーンを勝手に付け足したのでしょうか?
私は一度、ザ・シンフォニーホールで聴きました、その時もウィーンがくっついていた様に思いますが、昔の事なので記憶があやふやです。
ハッキリと記憶してるのは演奏が大変素晴らしかった事と、メンバーの頭頂部が結構薄いなぁ~と感じた事です。
座席が三階の端の方で、真上から見下ろす感じだったので、頭頂部がやけに目についた訳です。
私がもし演奏法に詳しかったら指の運びとか観てたかも知れませんが、俗物なので頭頂部しか観てませんでした。

このレコード、流石です、一流の完璧な演奏だと思いました。
美しい静寂さを感じる程です、実際は結構深遠な曲かも知れませんが、そう言う風には感じさせず、静寂さを感じる素晴らしい演奏です。
アルバン・ベルク四重奏団は名の通り現代音楽(12音技法なんか、もう完全に古典音楽の領域かも知れませんが)が得意そうに思いますが、古典中の古典ベートーベンをこれ程素晴らしく聴かせるのはその実力の証だと思いました。

レーベルはエンゼル・マークの東芝EMIです。昨今東芝と言えば事業の切り売りでしのいでる様ですが、レコード部門なんかはとうの昔に処分されていて、2007年には資本を引き上げているようです。
その後、例によって紆余曲折、今はユニバーサルグループの様です。
このエンゼル・マークもレコード・CDではお馴染みでした。
録音場所はスイスのセオンですが、多分よく録音に使っていた福音教会では、と思います(想像)。


こちらはワーナー・パイオニアのCD版

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番&第16番(クラシック・マスターズ)



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