掃除をしてたら、古いクラシックレコードが出てきました。
長年聴いてなくて、クローゼットに放り込みっ放しで「カビカビ」かと思いましたが結構綺麗な感じです。
そこで聴き直すことにしましたがプレイヤーが有りません、アンプは大昔KITで自作した真空管アンプがあります。スピーカーも古いのが鎮座してるので音が出そうです。
もう、お金を掛けてレコード聴く時代でも無さそうなので、Amazonで安いプレーヤーを買いました。
Player : DENON DP-29FS
Amplifier : エレキット TU-873LE
Speaker : ONKYO D-77RX
なんじゃ、その組み合わせは!ってツッコミは無しでお願いします。(笑)
ついでに、音楽に関しても素人ですから。

(2016年1月)

2016年2月3日水曜日

ジョゼフ=エクトル・フィオッコ ミサ・ソレミニス ニ長調 ジェリー・ルメール リエージュ合奏団

レコードデーター

ジョゼフ=エクトール・フィオッコ
ミサ・ソレミニス ニ長調 (荘厳ミサ曲ニ長調)
エラート ΣRATO REL-1514~1515
ジェリー・ルメール 指揮
リエージュ合奏団
アントウェルペ・アウディーテ・ノヴァ合唱団
ヘント・カンタータ合唱団
モーリス・アンドレ トランペット

バッハのミサ曲ロ短調に続いて登場するのは、ジョゼフ=エクトール・フィオッコのミサ・ソレミニス ニ長調です。
ミサ・ソレムニスは普通、荘厳ミサと訳されます、曲が荘厳だから荘厳ミサ曲か、と言うと違いまして荘厳ミサと言うミサの一形式です、最近は盛儀ミサと言うのが正式な訳に成ってる様です。
フィオッコですが、特別有名ではありません、が、実績が無い訳ではなくて教会楽団楽長など色々楽界の要職を歴任していて、相当活躍していた様です。
代表作がこの大作、荘厳ミサ曲ニ長調です、しかし残念ながらその総譜は伝わっていません、かろうじて教会役員が記譜した手稿譜のみが現存している様です。
このレコードも他のCDでもそうですが、指揮者によって総譜の形が整えられて演奏されるのが普通で、版によって差異がある場合がある様です。

改めて聴きましたがさすが年代を経て残った名作だけのことはあります、それ程キンキラキンに華々しい音楽ではありませんが教会の盛儀ミサで演奏されるのにふさわしい音楽です。
特にクレドは聴き所で重厚壮大、信仰告白に相応しい内容です。
「三日目によみがえり」からの合唱とトランペットの輝きは素晴らしく、トランペットに関しては一番の聴かせどころです、で、あわててレコードのトランペット奏者を確認すると、前回のバッハのミサ曲ロ短調でも吹いていたモーリス・アンドレでした、やっぱり一人者で引っ張りだこです。

このレコードもΣRATO エラートです。
やっぱりバロックやそれ以前の古楽に強いです、しかし、古楽に強い新興レーベルが古楽器演奏の流行に伴って、色々出て来ているので中々厳しい様です。
ΣRATOでは別の演奏のCDも出ています、フィオッコ:ミサ・ソレムニス(ルイ・ティボー指揮)、このCDも時々聴いています。

フィオッコ:ミサ・ソレムニス【中古LP】

レコードは中々入手が難しそうです。

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